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1食30ペソの生活から始まったセブ島ライフ

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本記事は、ササセブの著者、久住 献のセブ島人生4年間(前編)を紹介しています。2017年にアメリカからセブ島に移住し、1食30ペソ(約60円)の生活から始まったセブ島ライフ。僕のセブ島4年間を記事にしました。

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セブ島留学後アメリカへ

2015年、21歳。人生の目標を見つけるためにセブ島に半年間留学。その後アメリカ・カリフォルニアの大学へ。アメリカに進学した目的は、大学を卒業すること、ビジネスを学ぶこと。セブ島留学の半年間の経験から、いつか社会に役立つことで起業すると心に決めていた。

セブ島留学中の出来事はこちらの記事に記載しています。

*2017年に書いた記事で3編に分かれています。

アメリカでは人生で一番勉強した。飯と寝る時間以外は全て勉強。学校の課題以外に、英語、経済、歴史、宗教、スピリチュアルの勉強をとにかくした。起業した時に必要そうな全ての知識をひたすら頭に叩き込んだ。

中高の自分は、全ての授業を睡眠とサッカーに費やしていたため、本当に何も知らなかった。しかも、当時22歳の自分は、一般の日本人とは全く違うライフスタイルを送ってきたので、社会を知らなかった。

一般社会を知らなかった理由はこれだ。

ササグの高校までの話

自分の中高は、全寮制のキリスト教の学校。広島の山の中にあり、学期中は学院から一歩も出れない。給食は完全菜食。授業外の時間は、農業、音楽、スポーツ、と様々なクラブ活動に参加する。インターネットに触れる機会なんて、ほぼない。

キャンパス内には教師住宅街があり、生徒と教師は同じ敷地内で生活をする。ちなみに教師は全員ゴリゴリのクリスチャン。その子供たちは、全員エスカレーターで進学し、教師、医師、看護師、牧師、になるガリ勉が多い。自分の両親はその学院の教師だった。0歳〜18歳まで、自分はその山の中の学院で育った。だから、日本の一般社会に触れることがあまりなく、「治安が悪い」としか思ってなかった。

学校のHPはこちら

話はそれたが、社会というものを本当に知らなくて、アメリカにいる時に、中学校〜高校の全てを勉強し直した。

アメリカでの出会い・決断

アメリカで自分の人生が大きく転換する出来事が起きた。自分が住んでいたアパートのルームメイトとの出会い。彼は「高校卒業後、家無し、金なしでアメリカに渡り、起業して自分の力で大学に進学。」彼は今、日本とシリコンバレーで会社を経営している。名前は戸村光。彼の詳細はウィキペディアにのっている。こちら

「自分はいつか起業したい。」そう彼に言うと、「なんで今やらないんだ。俺はアメリカに来て、自分で学費を稼ぎ、本当にやりたいことがあって、この前起業した。大学行くのはいいけど、起業したいやつがなんで親の金でアメリカ来て、なんで大学行ってるんだよ。自分で行動してみろよ。」

その会話の後、彼は飲み会に誘ってくれた。シリコンバレーの日系起業のCEOや役員が集まる「IT飲み会」。彼はそのイベントのホストだった。お酒を片手に、大人たちが名刺を交換し、ビジネスの話をしている。聞いたことがある企業の名刺を持った大人が声をかけてくる。でも何も持っていない自分に1分以上会話する人はいなかった。

自分は会場を後にした。逃げたと言ってもいい。雨の中泣きながら自転車をこいだ。ドラマみたいだがこれは実話。雨の中、今まで味わったことがない悔しさ、「おれ今何やっているんだ。親の金で大学に行って、やりたいことも具体的にないのに起業したいとか言って、今何をやっているのか。」

今まで親が準備してくれたレールの上だけを歩いてきた。それじゃ自分はずっと成長できない。自分の力で大学に行って、やりたいことを見つけて、起業してやる。せっかくの人生勝負したい。

親にせがって、アメリカに居続けてキャリアを築いていく選択肢もあった。でも中途半端な気持ちで、人生かけなくない。どうせやるんだったら、逃げ道がない状態で勝負しないと自分はまた逃げる。

そう決心した翌週、自分はセブ島にいた。「フィリピンの大学の学費だったら、自分で稼いで払える。授業は全部英語だ。発展途上国で揉まれて、一から挑戦しよう。」高卒、金なし、就職経験なしの23歳。持っているものは英語力と先週開設したブログ。

アメリカからセブ島に行くと決めた直後、自分はすぐ行動を取った。「このまま、セブに帰ったらオレは、英語が少しできるただの23歳。何かやらねば。」そう思って始めたのが、このブログ、「ササセブ」

アメリカのアパートで、ブログの名前を決め、こいつと一緒に成長して行こうと決めた。その日から、ただ、ガムシャラにブログを書いた。

1食30ペソのセブ島ライフがスタート

メール

*その時送った実際のメール文

セブ島に到着してすぐに試練は起きる。生活費が来月には無くなる。バイトしよう。次のセメスターまで後4ヶ月。自分は、全ての語学学校にメールを送った。(上記の写真)文章もかなり酷いもんだ。

ある語学学校のマネージャーが返信をくれた。1校だけ、自分を採用したいと言ってくれた唯一の助け舟。


「君、ブログやってるんだよね?今度ツアー会社を立ち上げるから、そのサイトを作ってほしい。」

自分はウェブ制作なんて人生でしたことがない。先月このブログを立ち上げただけで、プログラミングのスキルは一切知らない。もはやブログの知識もほぼない。


「はい!サイト作れます!そのサイトのブログも書かせてください!よろしくお願いします!!!」

その日から徹夜でプログラミングの勉強を開始し、なんとかそのツアー会社のサイトを完成させた。その時の給料は月1万ペソ(約2万円)。フィリピンの階級で、掘建て小屋の狭い家に住み、一食50ペソ以下の生活レベルが妥当な収入だ。自分はその収入から、学費を貯めなければいけなかった。

そんな収入で足りるわけがなかった。「何かしなければ、、。」その翌週、自分は「オランゴ島バイクツアー」というのを作り上げた。セブ島から船で30分で行ける島でサイクリングをするツアー。サイトを作り、チラシも作って、また全部の語学学校に連絡した。

オランゴバイクツアー


セブ島中の語学学校にツアーのチラシを配りまくった。その中の一校が、「ササセブ」を読んでくれていて、語学学校のPR記事を依頼してくれた。人生で初めて、自分の力だけで稼いだお金。1,000ペソ(約2,000円)。小さな金額だが、本当に嬉しかった。

毎日ひたすらブログを更新し続けていると、色んな問い合わせが来た。セブ島ツアー、記事依頼、ブログ運営、ウェブマーケティング、SEO対策、ウェブサイト制作、テレビ番組のコーディネーター。月2万円の収入から、日本のサラリーマンの平均月収は超えることができた。

日本テレビ「有吉ゼミ」で自分のブログが放送された時は、本当に嬉しかった。こうして自分が作り出したブログから、沢山の仕事や出会いが生まれていった。

自分が大学に通っていた時のストーリーは、ササセブの過去の記事に記載しているので、こちらをご覧になってください

インフルエンサーマーケ・不動産テックの事業を失敗

Arizowのデザイン

*自分で作ったフィリピン不動産ポータルサイトの写真

2018年、24歳。起業の第一歩として、広告代理店をした。フィリピン人インスタグラマーやユーチューバーなどを使った”インフルエンサーマーケティング”、ブランディングをする会社「DIFT」。ササセブを通してセブ島のブロガー、インフルエンサー、との出会いが多く、その中の一人と事業を始めた。最終的にクローズすることになったが、フィリピンのインフルエンサーとの出会い、SNSのマーケティングを自から実戦して学んだ経験だった。

インフルエンサーマーケについてはこの記事に記載しています。

その後、フィリピン大手留学エージェント会社に声をかけてもらい、そこでSEOを学ぶ。SEO、ウェブサイト制作、ウェブマーケティング、を中心に”IT”が自分のスキルとなっていた。

そのスキルを使って、フィリピン不動産の売買&賃貸のポータルサイトを作った。「これからITとマーケティングのスキルを使って、バリバリ不動産を売っていこう。」その矢先、パンデミックがやってきた。

セブ島のロックダウンは、外出パスを持ち歩いていないと逮捕。店やモールは全てクローズ。隣の街に入ることすら一切禁止。それが1年続いた。留学系の仕事を受けていた自分の収入はほとんど無くなった。

もう不動産のプロジェクトどころではなかった。プロジェクトのやる気を完全に失い、正直今思うと、精神的におかしくなっていたと思う。日本人の友人は、ほとんど帰国。自分も今の現状からすると、日本に帰った方がいいに決まっていた。

でも、アメリカからセブ島に来て、毎日5ペソのパンを毎日食って、やっとの思いで、ここまで来たのに、ここで諦めて、日本に帰るのは絶対やだ。自分はまだ挑戦したい。2020年は、友人からウェブサイトの案件を投げてもらい、何とか、ただしがみ付いていた。そのロックダウン中、自分の人生が大きく変わる、出会いがあった。

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