ササライフ

セブ島でアートとドライフラワーのイベントをしたら反響が凄かった

投稿日:2021年8月23日 更新日:

2021年7月、セブ島のドライフラワーショップで、アート × ドライフラワー × DJ × クラフトビールのイベントを行いました。その際のイベントの様子を本記事で紹介しています。

スポンサードサーチ

どんなイベントをしたのか?

今年7月、セブ島のドライフラワー屋さん「SIMIC」で、アート×ドライフラワー×DJ×クラフトビールのコラボイベントを行いました。ザックリとしたイベントの内容は、

イベント内容

ドライフラワーショップにアートを展示、その絵の雰囲気に合わせて、大量のドライフラワーを使ってインテリアデザイン。更にDJが音楽で雰囲気を演出し、クラフトビールを無料で配る。

こんなイベントを行いました。

イベントは木〜土曜日の3日間。20平米ほどのお店に、80人以上の方が訪れてくださいました。来てくださった方、本当にありがとうございました!

イベントの様子、このイベントを行なった理由、イベントを行うまでのプチストーリー、今後どんな活動をしていきたいのか、などを記載しています。まず、写真でイベントの様子を紹介していきます。

「アート」「ドライフラワー」「音楽」「クラフトビール」が作り出した異世界

Koreyo Stuyleのイベント

今回、僕たちが表現したメッセージは「Darkness, Death」です。ドライフラワーは死んだ花。でもそこには素晴らしい匂いがあって、美しさがあります。このコロナの期間、多くの方が亡くなり、職を失い、先が見えない暗闇の中を彷徨った方が沢山いるでしょう。でも、暗闇の中には必ず「光」があり、「Hope」があることも僕たちは知っています。


Koreyo Stuyleのイベント

インテリア、アート、音楽でその”光”、「Hope」も表現したのがこの空間です。インテリアのデザインは、SIMICのオーナーである “Keisuke Hara”さんによって手がけれました。彼は、日本のインテリアの世界で経験を積み、2021年5月にドライフラワー&アパレルショップ「SIMIC」をセブ島にオープンさせました。


Mitchelito Orquiolaのアート

今回展示したアートは全て「Mitchelito Orquiolaの作品」です。彼は、セブ島生まれ、LA育ち。30年間、LAで絵一本で人生を歩んできたアーティストです。今回提示した作品は2020年のロッグダウン中にできたものです。彼がセブ島を旅して経験したもの、セブ島に滞在している時に起こった出来事、感じたことを絵で表現しています。

去年のロックダウン中に生まれた作品とそのストーリーは別の記事で紹介していきます。


sasagu kusumiのDJ

音楽はササセブを運営する私、ササグが担当。2時間のDJのセッションでは、「ダークネスなジャングル」を表現。暗闇のジャングルを歩いている人生を送っていても、必ずHopeがある。僕たちが住んでいる地球が美しいように僕たちの人生は美しんだ。というメッセージを音を通して表現しています。

そもそも”ネガティブ”というものは悪いことではない。全てのことは自分の思考だけで変えることができます。ネガティビティーは意味がある経験事に過ぎません。どんな経験でも受け入れることができた瞬間、人生の美しさ、幸せに気づくことができると僕は信じています。


Golden Drop Brewery Cebu

クラフトビールは、Golden Drop Brewery Cebuによって無料配布されました。このクラフトビールはセブ島在住の日本人、”Yohei Koyama”によって作られました。2020年のパンデミック期間中、試行錯誤を重ね、自身のアパートで製作を開始。彼の愛情がつまりに詰まったクラフトビールです。

ただ、美味いビールが飲みたい。ビールが好きな仲間と自分が作ったビールを飲んで時間を共にしたい。そんなビールバカが作り始めたGolden Drop Brewery Cebuのビール。本当に美味いです。


Koreyo Styleのイベント

視覚、嗅覚、聴覚、味覚を楽しめる演出となっていて、アート、ドライフラワー、音楽、クラフトビールがユニークに融合できたイベントでした。

イベントの裏のストーリー

856gallery

*昨年ロックダウンの際の一枚

「アートギャラリーをやりたい」そう思い始めた切っ掛けは、2020年のロックダウン。その期間、同じアパートの住民と毎晩、杯を交わし、DJが音楽をかけ、ビジュアルアーティストが絵を描き作品を作っていく。みんなでこの”Moment”を共有した時間を過ごしました。

全く別のスタイルのアーティスト達が、同じ空間と同じ時間を共有し、互いに表現し合う。これを心から続けたいと思えた瞬間でした。


856gallery

それから月日が流れ、セブ島のロックダウンも緩和。ある日、セブ市内のクロスロード(商業施設)を歩いていると、セブでは見たことのないイケてるドライフラワー屋さんを発見。オーナーは日本人。お互いに意気投合してしまい、すぐにイベントを実行。今回のイベントは2021年、第一号のイベントとなりました。実現させてくれたSIMICには本当に感謝、この素晴らしい出会いにも本当に感謝です。

ドライフラワー&インテリアデザイナーが「インテリデザイン」というアートを。ビジュアルアーティストが「絵」というアートを。DJが「音楽」というアートを。ビール職人が「クラフトビールというアート」を。

違うスタイルのアーティスト達が同じ空間と時間を共にして、違いに表現し合う。作品を作り上げる。それが僕たちが続けて行きたい”アートギャラリー”のスタイルです。

まとめ

ドラいらわー

現代アートは、「これも、アートだ!」とユニークな作品が続々出てきています。全てのものはアートであり、僕たち全ては最高傑作品の未完成のアート。その作品をどのように描いていくかは自分次第で、自分の好きなようにバージョンアップさせていくことができます。

これが僕がアートから学んだことであり、アートに対する考え方です。

「自分にはスタイルがない」、「自分には特徴がない」。Gerhard RichterのMirror, Blood Redというただ赤く塗っただけの作品が1億5千万の値段が付くんです。価値が無い人間なんていないんです。

Artwork : Mitchelito Orquiola
Dried Fower: SIMIC
DJ: SASAGU KUSUMI
Craft Beer: Golden Drop Brewery Cebu
Pictures and Videos: kaito otani
Presents by: Koreyo Style

-ササライフ

関連記事

現地大学生のフィリピンお勧めローカルフード5選

フィリピンの食べ物って美味しいの?とよく聞かれますが、私が決まって答えることは「美味いところは美味い。マズいところは吐くくらいマズい」という答え。人気がある高級レストランに行けばもちろん美味しく食べれ …

セブの大学・サンホセ大学の中見せます

セブの現地大学生のササセブが通う大学はUniversity of san Jose Recoletos。セブではサンカルロス大学に肩を並べる大きな大学です。今回はサンホセ大学メインキャンパスの様子をご …

1食30ペソの生活から始まったセブ島ライフ

本記事は、ササセブの著者、久住 献のセブ島人生4年間(前編)を紹介しています。2017年にアメリカからセブ島に移住し、1食30ペソ(約60円)の生活から始まったセブ島ライフ。僕のセブ島4年間を記事にし …

【サンホセ大学】セブ島現地 日本人大学生の1日

いつもササセブを見て頂いてありがとうございます。セブの大学は先週やっとサマーコースが終わって今は夏休み中。宿題の量を日本の大学と比べるとかなり多いいしテストも先生によっては「ハイ!教科書読んでこい。」 …

0から始まったフィリピン留学・2編「初めての自習」~

  前回の記事☟☟ 0から始まったフィリピン留学・1編「大学を中退」~   スポンサードサーチ 0から始まったフィリピン留学・初めての自習 セブ島に留学しに行く。スニーカーを売る。 …