2017年2月5日、ダバオを訪れていたドゥテルテ大統領が発言しました。「現在セブ島に韓国人暴力団がいる。奴らは麻薬、売春、誘拐などを行っている。マニラで起きた韓国人誘拐事件もおそらく奴らの仕業だ。」この前韓国人が誘拐し殺害された事件はおそらくこの暴力団によるものだそうです。この暴力団の組織、韓国人殺害の真実をご紹介します。
韓国人の誘拐殺人事件の裏幕は韓国人暴力団。現在セブ島に
最初に以前どんな事件があったかというと、2016年10月18日にマニラ近くで韓国人男性が誘拐されて殺害されました。犯人グループは男性を誘拐し、その男性の妻に多額の身代金を言い渡していました。女性は多額の身代金を払い続けていましたが実は男性は誘拐されてすぐに殺害。
しかも、この事件を起こした犯人グループの中に現在ドゥテルテ政権が行っている麻薬戦争の専属警察官が何名か。これは韓国、日本でも報道されドゥテルテ大統領はフィリピンで麻薬戦争を一時中断し汚職している警察官を排除していくことを表明しました。
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ドゥテルテ大統領いわく、この事件の裏幕には韓国人暴力団がいるというのです。韓国人を殺害したのは警察官でしたがその裏幕に何があったのか最近になってわかってきたのです。しかも。この暴力団は現在セブ島にいるらしく主に、麻薬、売春、誘拐をしています。私が気になるのが売春というキーワード。セブ島には沢山のビキニバーなどがありその中のいくつかは(ほとんど)は外国人によって営業されているのです。私が知る限りでは、セブのビキニバーの組織を探っていくとだいたいヤクザ絡みの経営が多いんです。日本の暴力団、韓国の暴力団などが裏にいる可能性はあると思います。
ただ、今回赤裸々になったのがそのヤクザグループは麻薬、誘拐そして殺人をしていたということ。日本でもよくある話ですが、今回正式に政府の口からしかもピンポイントでセブ島が名だしされるということは結構、セブ島のマンゴーストリートは色んな意味で危ないんだということが分かりましたね。そして、セブには韓国だけではなく中国から日本からだって麻薬は運ばれてきますし、ヤクザだって足を運びます。セブにいる皆さん、クラブに行って頑張って探せばドラッグというものは手に入るのが当たり前の環境ですが、気を付けてください。
韓国人暴力団の組織
韓国暴力団組織はおもにPNP(Pilippines Nationak Plice / フィリピン警察)の汚職された一部の警察官と繋がっています。主に暴力団が”ターゲット”を見つけ出し、フィリピンの警察官が犯行に及ぶというのがパターンだそうです。フィリピンの警察官は身代金などで手に入れたお金は40~60%韓国人暴力団とシェアしているとのこと。奴らは誘拐し必ず殺す。
以前ササセブでもご紹介したマニラで誘拐殺人された韓国人男性は最初のターゲットではなくすでに50人もの韓国人がフィリピンで行方不明になっているらしいです。
誘拐殺人された男性の本当の理由は、男性は起業する前にHanjin Shipping(韓進海運)という韓国の海運運送会社の人事で仕事をしていたそうです。そして働いてる時だったのか去年倒産してしまった Fontana casino (カジノ)のメンバーと関わりがあり、ここで何かトラブルがあったのかもしれないと報道されています。
Fontana casino は主に中国人によって建てられたカジノでしたがここに韓国人も絡んでいて、その絡んでいた韓国人グループの指名で殺されてしまったのかもしれません。
ドゥテルテ大統領はとにかく、この韓国人暴力団や他にもある組織と繋がっている警察官を処分していくことを発表。韓国から毎年沢山観光客、語学留学生などフィリピンへ投資する大切な国。一刻も早く韓国人の安心のためにも解決に近づいて欲しいです。
フィリピンはヤクザの隠れ家??
映画でよく観ると思います。マニラのローカルな商店街を犯罪者が警察官に追いかけられるのを。実際に日本からもヤクザの方々や犯罪者が逃亡する場所にフィリピンはちょうどいい所なのです。お金すら払えば警察や弁護士はなんでもしてくれますし航空券、物価は安い。私も現地大学生で”まだ”貧乏な暮らしをしていますが、ここフィリピンなら何だかんだ生きていけるんです。
よく、日本から暴力団関係の人がこちらで会社のようなものを立ち上げるのはよく聞く話です。そこら辺のフィリピン人と適当に籍を入れるか女を名前を借りるだけで会社というのは建てられます。(もちろんそれだけではない)第2の人生なんて頑張れば始められるということはあると思います。
今回の韓国人の暴力団も現地のフィリピン警察を手を組み犯行に及ぶ。金すら払えば何でもなってしまう。それがフィリピンの現状です。ドゥテルテ政権になって次々と麻薬中毒者が殺されていますがフィリピンには外国からもこういったクセモものが侵入し被害を加えていきます。トランプ大統領のムスリム入国禁止まではいきませんが、入国してくる外国人の対策や今やっている悪徳警察官の排除は今後フィリピンにとってとても大事なことです。ドゥテルテ政権中に一通りの駆除が終わることを祈ります。
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「日本のヤクザが日本からフィリッピンに麻薬を持ち込んでいる」とありましたが、理解できません。わざわざ苦労して日本へ持ち込んだ麻薬を、なぜ価格が安い(たぶん)フィリッピンへ危険を冒してまで持ち込むのでしょう?あり得ないと思います。
今日私が得た情報によると、フィリッピンの麻薬シンジケートはまず中国人、次が韓国人、そして台湾人と続くそうです。
貴重な情報ありがとうございます。仰る通り、日本から麻薬が運ばれてくるケースはないかもしれませんね。ただ、日本人がとあるセブのクラブでドラッグを売っているとう情報は聞いたことがあります。今は規制などが厳しくなっているので売買が行われているか分かりませんが色んなルーツがありますね。