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なぜフィリピン人はATMの前に長蛇の列を作るのか?

投稿日:2017年11月2日 更新日:

フィリピンにいると気づくことの一つが「ATMの列が長い」という事。なぜあんなにもフィリピンのATMの列が長いのか調べてみました。

 

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なぜフィリピン人はATMの前に長蛇の列を作るのか?

フィリピン人がATMの前に長蛇の列を作る理由は3つあります。1つ目が1回に降ろす金額が少ないこと。2つ目が給料日の日にみんな一斉に降ろすこと。3つ目が特に長い列を作るのがBDOのとMETORO BANKのATMということです。

 

このATMから降ろせばおまけが付いてくる。って思ってしまうくらい、意識して見るとATMの前に列を作るフィリピン人。時々「しれ~っと」列を抜かしてきますが・・。その理由を考えてみました。

 

 

フィリピン人は何ペソATMから引き降ろすのか?

bworldonline.com

今回セブの町にいるフィリピン人15人くらいに「1回のATMの引き下ろしで何ペソ降ろすのか?」と質問してみました。その結果、平均的に多かったのが2,500~3,500ペソの間ということです。

 

「月に何回引き降ろすのか?」という質問には「月に2~3回引き降ろす」という回答が多かったのが現実です。理由は給料日が2回に分けられているからです。(細かくは下に記載しています。)

 

毎回毎回引き降ろすお金が3000ペソくらいだから皆しょっちゅうATMに並ぶのかな。と思っていましたが平均的にみるとどうやら違うそうです。

 

セブの平均月収は約10,000ペソほど。そうなると、1回に3,000ペソ降ろす×月2回=月6,000ペソの引き降ろし。残りの4,000ペソは貯金か何か・・・。大体の銀行の残高は3,000ペソ以上を保たなくてはならない設定をされているので1回に降ろせる金額は平均月収から見ると3,000ペソくらいが限度になるわけです。

 

ローカルのフィリピン人(一応ちゃんと仕事がある)の一日に使うお金は約170ペソほど。50ペソ×朝,昼,晩+交通費(15ペソ)=165ペソ。(後の5ペソはピーナッツとかを買ってそう・・・)

 

1日170ペソ×15日=2,550ペソ。そして月に2回引き降ろすので、1カ月で最低生活に5,100ペソを引き降ろす必要があることになります。もちろん週末遊んだり、飲みに行ったりすると月に900ペソは出費すると考えると月に6000ペソ。1回に引き降ろす金額ははやはり3,000ペソを降ろすのが無難と言うことになるのです。

 

物件を借りているフィリピン人はもっと食費を抑えて貯金はできませんね、、。

 

フィリピンの給料日は月に2回ある

フィリピンの給料日は月に2回あります。15日と30日がフィリピンの給料日と言う感じになります。日本だと基本的には月末の30日に振り込まれることが多いいですが、10日や15日、20日に給料が振り込まれるところもあります。フィリピンではどこの会社もバイト先もほぼ15日と30日に給料が与えられるのが当たり前です。

 

となると月に2回、振り込まれた給料を引き降ろそうと毎月15日と30日に皆一斉にATMに集まるわけです。なのでフィリピンでATMの前に長蛇の列がある。という現象はだいたい月2回程度しか見られない光景という風に言えるでしょう。

 

さすがに月に2回もATMの前で長蛇の列を見てしまうと、フィリピンではATMの前に長蛇の列が出来ている。という概念ができしまうかもしれませんね。

 

特に長い列を作るのがBDOのとMETORO BANKのATM

molito.com.ph

フィリピンの給料日は毎月15日と30日の2回なので月に2回もATMの前にフィリピン人が殺到する。と、述べましたが具体的には月2回、BDOとMetoro Bankの前に長蛇の列を作ります。特によく見るのがBDOのATMの前です。

 

理由はフィリピンの会社の多くはBDOやMetoro Bankの口座を作らせてそこに振り込みをするケースが多いからです。コールセンターなどは特にBDOが多いのではないかと考えられます。

 

また、フィリピン人はATMの前でお金を引き降ろす時間がかなり長いですが、あれは自分の引き降ろすお金と家族に送金しているのではないかと考えることもできます。

 

 

もし、フィリピンでATMの前に長蛇の列を見た時は15日か30日前後、またそのATMがBDOかMetoro Bankのものかを確認してみてください。そして彼らは2,500ペソから3,500ペソくらいお引き降ろしているんだなと思ってみちゃってください。

 

まとめ

フィリピンでは銀行口座を持っているのはたったの3千万人。人口が約1億人なので、フィリピン人の3割程度しか銀行口座を持っていないということになります。そしてフィリピンのクレジットカードの復旧率はたったの2%。

 

何処のお店に行っても1,000ペソを出すともっと小さいお金が無いか必ず聞かれます。もはやクレジットカードを使っている人なんてほとんどおらず、クレジットカードの切り方を知らないスタッフも多い。キャッシュよりクレジットカードの方が支払いに時間がかかる事なんて普通の事です。

 

色々とめんどくさくてお札が超クシャクシャの国、フィリピンですが、今後のネットバンキングの開発を少しは期待してみたいものです。

 

front picture by financeasia.com

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