セブ島留学

サンカルロス大学に留学する日本人にインタビューしてみた

投稿日:2018年10月29日 更新日:

フィリピン・セブ島で一番偏差値が高い頭の良い大学・サンカルロス大学(University of San Carlos)。最近、Zen Englishの大学進学コースからサンカルロス大学に入学する日本人留学生が増えています。今回サンカルロス大学に留学している日本人学生をインタビューしたものを完全公開します!

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サンカルロス大学とは?

サンカルロス大学

サンカルロス大学は1935年に設立したフィリピンのセブ島で一番偏差値が高い頭の良い大学です。大学の設備も東南アジアとは思えない、綺麗で最新の設備を完備しており、セブ島で一番良い教育を受けられる大学がサンカルロス大学です。

サンカルロス大学は世界の大学偏差値ランキングでは300位に入っており、フィリピン国内では5番目に偏差値が高い大学です。(セブ島ではダントツ1番頭が良い大学です。)またサンカルロス大学には、フィリピンの著名人も多く在適しており、過去にフィリピンの政治家で有名なオスメニャ一族がサンカルロス大学で勉強をしたり、勉学だけでなくスポーツでも、ラモン・フェルナンデスなどプロバスケットボール選手など数多くの著名人を排出している実績のある大学でもあります。

サンカルロス大学は設備もかなり充実しており、メインキャンパスのコロンキャンパス(Colon Campus)、タランバンキャンパス(Talamban Campus)、ノースキャンパス(North Campus)、サウスキャンパス(South Campus)の4つのキャンパスをセブ市内に持っています。特にタランバンキャンパスの施設は自然に囲まれ膨大な敷地で、キャンパス内をバスで移動することもあります。

また大学では8個の学部の中に100個を超える学科があり、フィリピンの大学の中でもかなり豊富な学部、学科が揃っています。とくにサンカルロス大学で定評がある学部がビジネス・経済学部と、エンジニアの学部が優秀と言われています。

サンカルロス大学の学部を見たい方はこちら

サンカルロス大学の学費は?

気になるサンカルロス大学の学費は、年間約200,000円です。日本の大学に比べると格安ですが、フィリピンの大学の学費の中では通常の倍以上の学費です。学費が高い分、お金持ちの家庭の子供が多く在学しており、大学生が車で登校するという光景がサンカルロス大学では当たり前。そのくらいサンカルロス大学はおぼっちゃま、著名人が多く集まる大学なのです。

サンカルロス大学の偏差値はレベルは高いの?

サンカルロス大学はセブで一番レベルが高い大学です。フィリピンでは5番目に偏差値が高く、世界的にみても世界第300位の実績のレベルを持った大学です。レベルの高い講師が多く集まり、他の大学には絶対に無いような施設のもと、良い教育を提供しているのがサンカルロス大学です。

サンカルロス大学の情報

  • 偏差値:世界第300位、フィリピン国内5位、セブ島1位
  • 設立年:1935年
  • 学費:年間約200,000円
  • 生徒数:20,000人以上
  • 学科数:100以上
  • 日本人の数:10人ほど

サンカルロス大学に留学している日本人にインタビューしてみた

今回、Zen Englishからサンカルロス大学に入学した日本人留学生2名にサンカルロス大学での留学生活についてインタビューをしました。インタビューの内容な主に以下の2点です。

  • 大学の授業について
  • 留学生活のこと、これから入学を考えている人にアドバイス

ビジネスマーケティング学部マネジメント学科1年生(男性)

サンカルロス大学の日本人男子大学生

大学の授業について

—「入学して2カ月間が過ぎましたが、どうですか? 」
「めちゃくちゃ大変です、授業についていくのが。」

—「やっぱり大変なんですね。それは学校の内容が?それとも言語的な内容とかですか?」
「言語的、そうですね、やっぱり英語の授業に慣れることがハードで、あと高校に行ってないんで、3年間ブランクあってからの勉強はちょっと大変です。」

—「日本の大学生ではないですけど、学生の雰囲気とか授業の進め方とか、元々の想像と比較してみてどうですか?」
「授業中も英語だけではなく、ビサヤ語を使ったりするんですけど、それが理解できないので辛いです。」

—「それは先生が自らビサヤ語を使うということですか?」
「基本は英語を使ってくれるんですけど、説明する時とかはビサヤ語になってます。」

—「今後、ビジネスを展開するためにこの学科を選んだと思いますが、期待以上でしたか?期待以下でしたか?」
「でも、もともとシニアハイでビジネスを勉強してきた人が多いんですけど、自分はなにもしてきてなかったので、期待はずれというより、やっぱり難しいですね。」

—「宿題とかもいっぱいで大変ですか?一日どれくらい勉強していますか?自習で。」
「宿題はそんなに出ていないです、だけど自習勉強しないと授業についていけないと感じています。自習は1日3~4時間くらいだと思います。」

—「クラスメートとの雰囲気とかはどうですか?かなり仲良かった印象でしたけど。」
「他のマネージメントとかの人たちも見たんですけど、OM、オペレーションマネジメントの生徒はちょっと、なんていうんだろう、家族みたいな感じで協力し合ってやっているので他の学科とも雰囲気が違うな~っと感じています。」

—「クラスは何人くらいいますか?男女比率はどのくらい?」
「40人~42人ですかね。女子のほうが少し多い感じがします」

留学生活のこと、これから入学を考えている人にアドバイス

—「普段お昼ごはんとかはどうしていますか?」
「適当にこの辺(屋外の共有スペース)で食べてます。」

—「この辺りはご飯食べるところは結構ありますか?食費は1回100ペソくらいですか?」
「はい、たくさんありますよ。1回の食事で結構食べるので、200ペソくらいです。」

—「これから大学進学を目指す方にアドバンテージとディスアドバンテージをお願いします。」
「学費が安いっていうことが一番良い、だけど質は分からないです。あと英語だけじゃないっていうところもちょっと。ビサヤ語を使われても気にしな人であれば、大丈夫だと思います。」

経営学部マーケティング学科1年(女性)

サンカルロス大学の日本人女子大学生

大学の授業について

—「大学生活3か月が過ぎましたが、どうでしょうか?率直なご感想をお聞かせください。」
「英語で授業を45人の集団で受けるのですが、まだ慣れていなくて、ついていくのが大変です。ですが、生徒主体のグループベースの授業ということもあり進行が速いわけではないので今のところ何とかなっています。」

—「大学の授業のレベルはいかがでしょうか?」
「正直に言うと、内容的には中・高校生レベルという印象です。まだ始まったばかりなので、基礎を固めている段階なのかもしれません。例えば「価格とは何か?」という感じですが、私の英語レベル的には丁度いいです。」

—「課題は1日どれぐらい出ますか?」
「1日4教科あって、3~4科目は出ます。時間割は、水金、火木が同じで、1週間トータルで23コマです。」

—「どんな科目を受けて、そこでは何を学んでますか?」
「体育ではフィットネスです。ストレッチしたり体を動かしたり。倫理では、日本の倫理の授業と似ています。例えば「フリーダムとは何か?」といった感じです。また、哲学の授業もあります。ですが、中でもカトリックの授業が一番大変です。私自身がカトリックではないので基礎知識も無いため、中々内容が入らず理解が大変です。今まで思考したことが無いことも多いので。それにバイブルを読んだことがないので知識ゼロですし、登場人物とか理解できません笑

他は、マーケティングマネジメントの授業と、コンシュマービヘイビアの授業があります。これは、同じビジネスでも専攻分野によって変わります。オペレーション選んだ場合は、マーケティングオペレーションになるようです。今は、マーケティング等の専門用語を勉強していてます。先生が専門用語に対して1つのお題を出してグループで考える、というようなことをしています。」

—実践的な内容は?
「生徒がプロダクトを持ってきて、それをどうマーケティングしていくか?といったようなことをやります。また、生徒が先生になって担当のパートを授業するといったことも行います。がっつり生徒主体の授業もやったります。中には生徒主体すぎて、生徒側から反発があって議論し合うということが起きたりします。」

留学生活のこと、これから入学を考えている人にアドバイス

—「学校生活はどうですか?」
「日本人が珍しいからなのか、みんな集まってきて仲良くしてくれますが、現地語が多くなったりしてストレスに感じることもあります。フィリピン人も英語を話すのが大変みたいです。なので、こういう状況と上手く付き合っていかないと学校生活が少ししんどくなるかもしれません。私の場合は外国人の友達を作って、うまくバランスを取ってます。日本人の友達もいますしね。」

—「授業で先生も現地語を使ったりするのですか?」
「クラスによっては現地語ばかりになるようです。私の場合は英語を使ってくれます。ですが、中には英語が得意でない先生もいるので、難しい部分だけ現地語ということになります。聞き逃しもあるので、友達を作っておくことが大事だと思います。友達と情報を共有することで助け合うことができるので。」

—「お昼ご飯はどうしてますか?」
「屋外の学生食堂でも食べてます。1食40~50ペソぐらいで食べれるのでリーズナブルですから。食べる場所は色々なところです。大学の近所の友達の家とかでゴロゴロしながらとか」

—「私生活はどうですか?」
「ホームステイをしています。私の場合は課題が多くて他に時間を割くのが大変で、ジプニーの中でも見直しをするぐらいです。なので、家事等はハウスキーパーさんに任せっきりです」

—「休日は何していますか?」
「ボランティアや課外活動が無ければ、土日はファミリーと出かけたり、日本人の友達、学校の友達と遊んだりしています。」

—「これからフィリピンの大学を目指す方へ、サンカルロス大学のアドバンテージを教えてください。」
「アドバンテージは、プレゼンの能力は絶対に上がります。また、やりたいことが決まっていれば、かなり専門的に学べて良いと思います。マーケティングであればマーケティングをしっかり4年間学べたりします。ビジネスを学びながらプログラミングを学ぶということもできるので就職等に良いと思います。また、最近新しくできたものだと、起業家を育成する学部もあります。飲食店やりたい人、服飾関係、プログラム関係などスタートアップビジネスをした人を3つに分けて、企業の仕方や資金調達の仕方など、自分のやりたいビジネスに関して実践的に学べるようです。また、学部変更も臨機応変にできるのもこの学校の良い所だと思います。」

こちらではこの2人とは別にサンカルロス大学に通う日本人留学生、サンホセ大学に通う日本人留学生のインタビューを記載しています。

まとめ

このブログの管理人ササセブもフィリピン・セブ島の大学に通う大学生です。フィリピンの大学のメリットは2つ。「学費が安いこと」、「英語で授業が受けらること」。しかし、そもそも東南アジアのフィリピンの大学に行って意味があるのか?と思う方が多いかと思いますが、サンカルロス大学はそもそもアジアの中でも比較的レベルが高い大学です。

学歴をあまり重視しなくなってきた傾向にある日本の企業も、海外の大学で英語で学位を取ってきた人材は少なくとも価値がある人材と見なすのではないでしょうか。またフィリピンでは日本で体験できない経験をすることができ、色々な価値観を持って留学生活を送ることができます。

以前フィリピンの大学に進学するメリットはあるのか?という記事を書いたので見て見てください。

フィリピンの大学進学のメリット

【フィリピンの大学に留学するメリットとは?】

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