最近2週間ほど続く大雨の影響でセブ島の山にある31の地域で土砂崩れがありました。99世帯が家を失い大変な状態になっています。シラオピークやトップス近くへの登山はしばらく禁止状態になると思います。
大雨の影響により31の地域で土砂崩れ。登山禁止
最近セブ島では2週間連続で毎日雨が降り、その影響で沢山の地域で土砂崩れが見られています。31の地域で土砂崩れが起こりました。Agsungot、Busay、Budlaan、Binaliw、Bonbon、Kalunsan、Pamutan、Pit-os、Mabini、Toong、Sapangdakuの地域の山で大きく削られているのが確認されています。特にSirao Peakで有名なSirao地域では大きな被害で、63世帯がダメージを受けました。同地域の学校や公共施設も被害にあい、大変危険な状態です。被害を受けたのはセブでトータル99世帯。多くの人々が家を失いました。今週2017年1月16日の月曜日には1月の平均降水量と同じくらいの雨が降り、とても大きな災害に繋がっています。この災害は去年ボホール島で起きた地震(マグニチュード7.2)と同じくらいのダメージで、セブ市内のタランバン、マンダウエ、マボロ地域では洪水状態になっています。
この災害でセブ市内近くの農家、花農家の方々は特にダメージを受け何人かの学生が学校に行けない状態です。Naga市では4歳の女の子が洪水の影響で死亡しており、またこの大雨の中、漁に出ていた漁師も何人か亡くなっています。
左側の写真が災害後、右側が災害前の写真です。
観光地で有名なトップス、シラオピーク近くでは通行止め状態になる予定で、しばらくの間観光に行けない可能性があります。セブ市内の近くの山に登山に行く予定の方は行かないようにしてください。
Picture:cebudailynews/sunstar