つい最近10,000 Roses Cafeができてマクタン島のコルドバが盛り上がっていましたが更に盛り上がるニュースが入ってきました。現在フィリピンで一番大きなプロジェクトになるCebu Cordova Link Expresswayの建設が3月2日から始まりました。記念式典にはどぅてる大統領を出席しています。
第3の橋Cebu Cordova Link Expressway建設スタート
3月2日からマクタン島とセブ島を結ぶ橋Cebu Cordova Link Expresswayの建設が始まりました。すでに2本セブ・マクタン間に橋が通っていますが毎日の終わらない渋滞を懸念したのか政府は新しい橋を造ることを決めました。完成するのは2020年を予定していてこれに対してかかる全体のコストは28億ペソだそうです。この橋の全長は8.2kmと現在あるMarcelo Fernan Bridgeと Osmena Bridgeの7~8倍の長さになります。 そしてこれに対してうまれる雇用が5000と良い公共事業ですね。公共事業で国を豊かにしていくのは現代の基本中の基本的なやり方ですがフィリピン政府には、個人的にセブに住む在住者からしてもどんどん公共事業をしていってほしいですね。
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3月2日に行われた記念式典にはドゥテルテ大統領も訪れたそうでフィリピン全体がこのプロジェクトに期待しています。セブ島はマニラに次ぐフィリピンの第2都市で毎年沢山の観光客も訪れます。目指している町は香港。間違いなく今から10年後には香港のような姿になっていることを予想できます。
個人的に飛行機の上から香港の街並みを見たことがありますが海辺に沢山のビルが立ち並び、海、ビル、山、と言った姿はセブになんとなく似ているなと思いますし今後セブも香港のような姿に変わっていくでしょう。
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Cebu Cordova Link Expresswayの利点
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もちろんCebu Cordova Link Expresswayの一番の利点は渋滞緩和になるでしょうか。マクタン島には空港や有名リゾート地があるのにもかかわらず橋が2本しかないので毎日のように渋滞です。また、セブに着いた先のマンダウエでも常に渋滞なのでこの渋滞というものだけでどれだけの損害が生れるのでしょうか。現在フィリピンに求められることは麻薬戦争をして汚職や治安を良くしていくことも重要ですが経済を発展させるためにどんどん道路を造って公共事業を進めていくことも大変重要なんです。
ドゥテルテ大統領の仕事は麻薬戦争だけではありません。最近、古いジプニーを廃止することに対しストライキが起きたり、バイクを公共交通手段にしているフィリピンの交通面はまだまだです。今度電車はもちろん今後道路を造り大型バスや色々な”賢い乗り物”が増えてくることを期待したいですね。