2017年6月2日、マニラのResorts world Manilaで放火事件が起きました。これはテロとみられ調査が行われていましたがテロではなくフィリピン人ギャンブル中毒の男性が個人的の恨みで犯行に及んだとの報道が現在されています。どのような事件だったのか詳しくまとめてみました。
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マニラのカジノ事件のすべて
事件が起きたのは2017年6月2日の早朝、マニラの有名なカジノResorts world Manilaで男が放火。37人が窒息死しました。
犯人の名前はジェシー・カルロス・ハビエル。42歳のフィリピン人男性です。男性はイスラム教徒ではなくカトリック信者で2014年まで財務省で仕事をしていましたが、度重なる違法行為や職務怠慢などを理由にクビになり無職だったそう。そして男性はギャンブル依存症で約900万円の借金も抱えていたそうです。そしてローンなども抱えていたそうです。そのせいてカジノ側から入場禁止もされていたそうです。それに対する恨みなのか借金地獄が男性を狂わせたのか2日の早朝犯行に出ます。
カジノのゲーム台に放火
Picture by dailynews
まず、タクシーを使いResorts world Manilaのホテル付近にガソリンを運び放火の準備。そしてResorts world Manilaのカジノに移動。男性はカジノに入ると銃を乱射。しかし銃で撃たれた人は誰もいなく男性は天井に向けて銃を乱射していたそうです。
チップを詰め込んでいる犯人
Picture by dailynews
その後、男性はゲーム台などに放火をし1300万ペソ分のチップををバッグに詰め込みResorts world Manilaのホテルに移動します。男性はホテルの5階の部屋に入り込みベッドに横になり毛布にガソリンをまき散らしその場で放火。銃で自分を撃ったとの報道もありますが男性はその部屋で全焼して死亡。
移動中の犯人
Picture by dailynews
この事件でスタッフ13人、お客さん24人の計37人がゲーム機から出た有毒煙の影響で窒息死しています。日本人の死亡は確認されていないようです。
犯人の家族
picture by CNN philippnes
CNNフィリピンが男性の家族をインタビューしていましたが家族は「信じられない」などとコメント。 こんなにばっちりインタビューできるなんてすごいなと思ってしまいました。犯人のお父さんなんて腕組んでうなずいてるだけでしたが、、。
事件前後のResorts world Manilaカジノの様子
Resorts world Manilaは高級カジノ、ホテル、モール、映画館、レストランなどが入る夢のような場所です。毎年海外から多くの環境客が押し寄せる観光スポットでもあります。しかし、今回の事件で地獄のような場所になってしまいました。
カジノの元の状態
picture by usasianpost.com
マニラにこんなに広いカジノがあるなんて驚きですね。とてもキレイです。
放火後
picture by president Duterte Trading News
あんなにキレイだったカジノの中も焼けしてまいまさに廃墟の様です。
まとめ
最初の報道ではもちろんこの事件はテロ・ISISによるものだとみられてみました。実際にISISも犯行を表明していたそうです。しかし、男性が一人でカジノに乗り込み誰も射殺しなかったことやホテルで一人でガソリンをまいて自殺したことを調査によって知ることで現地の警察はこの事件はテロとは関係ないとの結論になっているようです。
ただ正直すべての真相は分からずミンダナオ島のことを観ているとこの事件に関わった可能性も大いにあります。最近フィリピンだけではなくISISが更に過激になってきています。次回、フィリピンのミンダナオ島で具体的に何が起こっているのかササセブでお伝えしますが皆さん、フィリピンにいない方でも気を付けてください。