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セブ・誰も知らない穴場スポット、マルボック湖

投稿日:2017年8月24日 更新日:

トレドシティー、セブでどこのことか分かるでしょうか?この町は超田舎で正直何もない。でもこの町に最近、フィリピン人のハイキンググループなど少しずつ足を運ぶようになってきた。そのお目当てはマルボック湖。フィリピン人の間で有名になる前にササセブでお伝えします。

 

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日本人は誰も知らないマルボック湖とはどんな?

セブと言えばビーチ、海、ココナッツ。ササセブはそんなどこにでもある情報は配信しない(オスロブやオスメニアピークに行ったことありません)今回紹介するのはおそらく日本人はまだ行ったことがないセブの隠れスポット・マルボック湖。

 

マルボック湖があるのは、セブ市内の反対側にあるトレド市(Toledo City)でバスでおそよ2時間のところにあります。町にはこれといった観光名所は一切なく、ネグロス島からセブに出稼ぎに来るフィリピン人を見かけるくらい。

 

市内からバイクかジプニーで少し山の方に行くとお目当てのマルボック湖にたどり着きます。マルボック湖は向こう岸まで1キロくらいある大きな湖で、巨大な魚が住んでいるという伝説もあるそうです。

 

向こう岸までは10ペソで小さなボートで渡ることができますが、定員がいっぱいになり次第、運転手の気分次第で出発します。とにかくこの辺りは自然豊かでマルボック湖の奥には滝、川、綺麗な丘があり、週末ハイキングをしに行くなら絶好の場所です。

 

セブの穴場スポット・マルボック湖

今回まず私はマルボック湖の水がどこから来ているのか、川を辿った事、マルボック湖の景色を丘の上から見るため軽いハイキングをしました。写真のとおり丘から見る湖の景色は最高で、この景色を見ながら持参したおにぎりを食べつくしました。

 

 

マルボック湖

マルボック湖のすぐ麓の様子です。反対側に行くにはボートを使っていきますが、このボートが出発する時間は誰も知らない。知っているのは運転手の気分と渡る人が10人くらい集まったら。平和の空間です。

 

 

マルボック湖周辺の村

ここには人口わずかながらフィリピン人が静かに暮らしています。湖のすぐ近くの商店街です。昼飯におにぎりを握って持ってきていたのでこの村の近くのカレンデリヤでおかずを買って山へ向かいました。

 

 

ハイキング(ほぼ登山)

思った以上に過酷な道でした。ハイキングではなくほぼ登山。途中道があっているのか不安になりましたが、時々通りすがるフィリピン人に場所を聞いて歩き続けました。この道の向こうにも野生のフィリピン人が沢山住んでいて、ここは彼が毎日普通に通る通路でした。

 

 

頂上からの景色

この景色は最高でした。まるでアニメ映画の君の名はの山の上の湖を見ているよう。登山すること30分。ここでおにぎりと村で買ったオカズを食べながら景色を堪能しました。

 

マルボック湖へ流れる川

これがまたきれいな川でした。川はとても浅いのでバイクが川を横切ったり、この川の上に住む人たちは歩いてマルボック湖周辺まで行きます。この川をずっと歩いていると1分に1人は必ずすれ違う。この川の向こう側にも住んでしまう野生のフィリピン人の生命力は半端じゃない。と思いながら川を上っていきました。

 

 

牛 in 川

川をずっと上っていくと頻繁にこの光景を目にします。川に牛。この牛は畑を耕したりする時に活躍する野生の機械。フィリピンでは今だ家畜の力をかりて農作業をするところが多いんです。

 

 

川でお洗濯

平成生まれの私にはこの光景はとても新鮮でした。川でお洗濯。マルボック湖へ流れる川はとてもキレイな水なのでお洗濯にはもってこなのでしょう。ここで洗濯して15メートル先にある家の庭で洋服を乾かす。ペットと子供たちは川で遊ぶ。晩飯はたき火で炊いた米とさっき捕ってきた魚を食べるライフスタイル。

これに高速インターネットがあれば私はここに住める。

 

小さな滝

これは川の横にあった小さな滝。この水を飲んでみましたが、セブ市内の水道水より全然ウマかった。まさにセブの軽井沢といってもいいのでしょうか。自然あふれるトレド市の山は心が安らぎますね。

 

トレド市・マルボック湖への行き方


セブ市内からマルボック湖への行き方は、

・サウスバスターミナルでバスに乗って(2時間 /50ペソ)Toledo CityのMagdugo     Elementary School前で降ります。

・そこからバイクに乗って(20分 /一人60ペソ)Casoy(カソイ)まで行きます。

・川の方に行きたい人はバイクに乗って(10分/ 一人20ペソ)川の麓まで行く。

・丘に登りたい人はCasoy(カソイ)からTagaytai Hill(タガイタイヒル)へ登山。

 

 

①サウスバスターミナルへ行く

サウスバスターミナルに着いたらToledo行きのバスに乗ります。降りる場所はMagdugo Elementary Schoolです。バスのドライバーかお金を徴収する胡散臭いおじさんに場所を言えば「ここで降りろ」と教えてくれます。

バス料金:50ペソ

 

 

②Magdugo Elementary SchoolからバイクでCasoy(カソイ)へ

Magdugo Elementary School前で降りたらすぐ近くのJulie’s Bakeshopのすぐ左側の道にバイクの運ちゃんがいつも待機しているのでCasoy(カソイ)まで行きたいと伝えます。料金は1人60ペソです。

 

Julie’s Bakeshop

目的地まで20分くらいバイクに乗っていきます。この時、川をバイクに乗ったまま突っ切るので着替えや濡れてもいい靴を履いて行くことをお勧めします。

バイク料金:60ペソ(一人)

 

 

③-1 Casoy(カソイ)からTagaytay Hill(タガイタイヒル)へハイキング

Casoy(カソイ)からTagaytai Hill(タガイタイヒル)へ行く道はこの写真のところです。ちょっと写真では説明が難しいので、「Tagaytai Hill(タガイタイヒル)に行きたい」と村の人に尋ねればここに案内してくれると思います。

 

ここからひたすら山を登って30分。トウモロコシ畑のような所の近くに絶景スポットがあります。

 

 

③-2 Casoy(カソイ)から川登

Casoy(カソイ)についたらマルボック湖へ流れる川をずっと上っていく事もできます。川へは歩いても行けますがバイクに乗って「川沿い歩きたい」と言えばあるポイントまで連れて行ってくれます。バイクは10分ほどかけていきます。一人20ペソです。

 

岩をくぐりながら川を横断しながら歩いてきます。目的地は特にありません。今回は雨が降って来たので途中で引き返しましたが、川の流れる向こう側に野生のフィリピン人が沢山住んでいるそうです。 帰りは歩きか降ろしてもらったポイントまで戻ってバイクに乗りましょう。

 

 

セブ市内への帰り方

帰りはCasoy(カソイ)からジプニー乗り場まで歩いてジプニーに乗ります。ジプニーは定員が10人くらいかドライバーの気分で出発します。超遅いです。約40分かけてトレド市のバスターミナルまで行きます。運賃は10ペソです。

ジプニー:10ペソ / 約40分

 

 

トレド市のバスターミナルからバスかバンでセブ市内のサウスバスターミナルへ行きます。バスは店員がいっぱいにならないと出発しないのでバンで行くことをお勧めします。バスは50ペソ。バンは100ペソです。

 

まとめ

誰も知らない穴場スポット、マルボック湖。山の上から見る湖の景色はとても良かった。マルボック湖はフィリピン人の中でもまだマイナーのところで、セブのハイキンググループが最近行き始めた新開拓地。オスメニアピークなど最近観光で行く方が多いですが、こういったまだ無名の名地に行くのもいいですよ。

-ローカル情報


  1. klasan より:

    I have been there before your visit.

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