ローカル情報

セブで頻繁に起こる火災はほとんどが警察が起こしていた件

投稿日:2016年12月21日 更新日:

日本で毎週のように地震が起こるようにセブでは毎週のように火災が最近起きています。少なくともここ最近で大きな火事が5件ほど。しかも火災が起きるのは決まってローカルなエリアだけです。なぜそんなにローカルな場所で火事が沢山起きるのか調査してみました。

 

ローカルな地域の火災は警察が関与していた

 一昨日のタリサイ地域の火事

 

実は2016年12月19日の夜にタリサイ地域で火災がありおよそ23世帯が焼けてしまいました。住民たちはタリサイのシティーホールに滞在していて一応食料支援を受けているらしいです。

また、12月9日ごろにアパス地域でも大きな火災があり112世帯が焼けてしまい少なくとも1000人の住民が家を失いました。ここでおかしい点が、この地域は政府から2017年の3月までには全員出て行け!」と言われていたそうです。というのも、実際このローカルなエリアが治安を悪くしているのは最もですし、多くの人が住所登録なんてしないで勝手に家を自分たちで建てて暮らしています。もちろん住民票なんてありもしません。セブはフィリピンの第二都市。これからもっと発展していくためにローカルなエリアをぶっ壊してどんどんビルを建てていくでしょう。

 

かわいそうかもしれませんが違法で勝手に家を建てているので彼らは政府に対抗できないのが現実なのです。それにしても焼き払って追い出すは強引すぎますよね。

img_1885    

 

2016年、今年の夏ごろでしたが、コロンのガイサノモールの近くの建物で火災がありました。いつもの火災かと思いきや、噂というかガチでこの火災は警察官が起こした火災だったのです。 なんと理由がこのエリアに売春婦が沢山溜まっていてそれを追い払うためにその周辺を燃やしてしまったというのです。これは警察も事実を認めています。

火災が起きたのはこの辺  ☜クリック

 

この国は大統領が市長時代に麻薬中毒者を殺してもまだ大統領で居続けられるほどもうなんでもありみたいな国に見えますよね。ただ、現在必死になって発展しているフィリピンはGDP成長率で中国を抜き世界一位になりました。こういうかなり大胆な政策をしていかなければ発展というのは難しいのかもしれません。もちろん誰もが命を落とさないで傷つかず発展していくのが理想ですけれども。

 

 

picture:cebudailynrws.

-ローカル情報

関連記事

セブ島の熱き戦いチキンファイト(闘鶏)

チキンファイトと聞いてピンとくる方は少ないかもしれませんが、クックファイト(セブではクックファイトと言うのが一般的)とは鶏と鶏を戦わせて賭け事をするちょっと酷いギャンブルです。メキシコやいろんな地域で …

緊急!!マクタン島の病院で50人が人質に。犯人は麻薬中毒

2016年12月16日午前9時頃、フィリピンのマクタン島の病院で男が銃を乱射し50人近くが人質状態になりました。   男は朝の9時頃マクタン島のPajo, Lapu Lapu city(パジ …

セブ・大雨の影響によりトップス近くで土砂崩れ。至る所で通行止め

最近2週間ほど続く大雨の影響でセブ島の山にある31の地域で土砂崩れがありました。99世帯が家を失い大変な状態になっています。シラオピークやトップス近くへの登山はしばらく禁止状態になると思います。 大雨 …

セブで最新トレンドファッションを買うなら・Common Ground

セブでどこで服を買えば良いか分からないあなたに是非、オススメしたいのはセレクトショップ・Common Ground。セレクトが日本でもお馴染みの有名ストリートファッションブランドからセブ・ローカルブラ …

ドゥテルテ大統領就任100日の振り返り①

10月7日をもってドゥテルテ大統領が就任100日目を迎えました。 この100日間での周りの反応はどんな感じでしょうか? フィデル・ラモス(1992年のあのアキノ大統領の後釜の後継者。国民支持率はかなり …