2016年12月28日9:30頃、セブ島のお隣のレイテ島・ヒロンゴス地域(Hilongos)で爆発がありました。死傷者34人と報道がありますが正確な数ではないようです。
事件が起こったのはヒロンゴス地域のリザルプラザ(Rizal Plaza)でボクシングのイベントの最中に爆発があった模様。爆発は、携帯電話型の即席爆発装置(IED)。フィリピンでは最近多く使われるタイプです。爆発は2回確認されたそうですが、2回目の爆発は接続ミスのせいか不発に終わり不幸中の幸いでした。 犯人はまだ特定されていない模様です。
レイテ島のヒロンゴス地域は基本的に静かな地域で爆発など起きるところではありません。今回が初めてこういった被害があったらしいです。
レイテ市長によると爆弾を仕掛けたのはこの地域の車盗難グループか麻薬中毒者、偽札製造グループと予想させるらしい。
セブ島でも警戒態勢
実は最近、ミンダナオ島のコタバト地域でも爆発があり、先週、今週と2回も爆発がありました。今月初めにはイリガン地域でも爆発がありました。ちなみにイリガン地域では滝が有名ですが爆発の影響で一番有名な滝・マリアクリスティーナは完全に観光禁止となっています。
こういった最近フィリピン全土あちらこちらで爆発が起きまくっているのでセブ市長のオスメナさんもついにレッドアラート(非常警報)をセブ島全土に出しました。セブ島でもいつどのような形で爆発が起きるか分かりません。
私が予測しているのは1月15日に行われるシヌログ祭(Snulog festival)で最悪の事態が予想ができるでしょう。シヌログ祭はフィリピン全土からまた、世界各地から大勢の人が集まりアホみたいなバカ騒ぎになります。道は人で溢れ大変なお祭り。そこにもし爆弾なんてしかけられたら大勢の人が亡くなるでしょうし、歴史に残るほどの大きな災害になるかもしれません。一応、政府側は今回2017年シヌログ祭からストリートでの飲酒は禁止されもし見つかると逮捕されるように制度が変わりました。 みなさんシノログ祭りはかなり楽しみでしょうが本当に気を付けてください! 最悪の場合、命が保証されない可能性は十分にあります。
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