ローカル情報

フィリピン、アメリカと決別しロシア・中国と・・?

投稿日:2016年11月3日 更新日:

2016年11月2日、アメリカ側がついにフィリピンに「武器は売らない」と言いはじめました。 具体的には、PNP(フィリピンの警察)にを売らないよということです。        アメリカはドゥテルテ大統領が麻薬戦争を始めた時から「あれは人権侵害だ」と否定し、そのたびドゥテルテ大統領は「オバマは son of the bitch」だと言って喧嘩をかっていましたね。 今回のことでドゥテルテ大統領はまた、”son of the bitch”といってアメリカを非難。ってこの前神にもう暴言は吐かないって言ったばっかじゃん。。。

さらにドゥテルテ大統領は「もしアメリカが武器を売らないのであれば、我々はロシア、中国から購入する!」中国からはすでにそのオファーがきており、そのための書類は届いているんだとか・・。また、ロシアからもいつでも武器の購入は受け入れる。とオープンな市場があると言われています。 このまま本当にアメリカから完全に離脱していくのでしょうか。

picture by chiangraitimes.com

しかし、新同盟国になるかもしれない(多分なりません)中国とは領海問題はまだ全然解決されていません。                                    ドゥテルテ大統領が中国訪問から帰ってきて以来、スカボローでは多少の漁業が可能になりました。中国のうるさい海上警備はなんも言わなくなったのです。  が、最近になってまた中国が邪魔をしているようですね。 ある経済学者は中国とは手を組まずアメリカ+日本と同盟を強く築きこの問題を解決したほうがいいと主張。

だが、もしアメリカとまた仲直りすることになればフィリピンは植民地化に再びなるでしょう。                                           おそらくドゥテルテ大統領はわざとこの領海問題を現在棚上げしています。 前政権のアキノⅢ世は完全にアメリカの操り人形。アメリカに都合のいい政治しかできなかったので、中国と話し合いで解決しようとせずアメリカの必殺戦争型防衛みたいな感じで中国とかなり敵対していました。 しかし、ドゥテルテ大統領はまず話し合うことで中国から多額の経済支援をゲット! まず領海問題より経済・貧困問題・渋滞問題・もしろん麻薬取締などそういった取り組みからスタートしています。 その後、経済が安定してきてからか、中国、アメリカの様子を伺いながらこの領海問題を片づけていくでしょう。

picture by sg.news.yahoo.com

ちなみに、今現在もPNPにはアメリカから銃などの購入禁止の報告はきていないといいます。もしこれが実行されたなら、中国との領海問題の考え方も、もしかしたら変わってくるかもしれませんね。

 

 

picture by gmanetwork.com

-ローカル情報

関連記事

セブでメンズが散髪するならバーバー・TUF

セブに長期で滞在するなら「どこで散髪したら良いのか?」と悩むことがあると思いますが、男性がセブで髪を切るなら迷わずバーバー・TUF(タフ)に行くことをオススメします。TUFは一律300ペソで散髪が出来 …

ドゥテルテ大統領はフィリピンのヒットラー? 

9月30日、ドゥテルテ大統領の出身地でもあるダバオ市での演説で大統領はとんでもない発言をしました。 「ハイル・ヒトラーは300万人ものユダヤ人を虐殺した。フィリピンにも300万人の麻薬中毒者がいる。私 …

緊急!!フィリピン・レイテ島で爆発。セブ島にも非常警報

2016年12月28日9:30頃、セブ島のお隣のレイテ島・ヒロンゴス地域(Hilongos)で爆発がありました。死傷者34人と報道がありますが正確な数ではないようです。   事件が起こったの …

セブの動物園・Cebu Zooに行ってみたけど、動物ほぼ全滅していた件

あの狩野英孝も訪れたことがあるというセブの有名な動物園Cebu Zoo(セブ動物園)。少なくとも15年ほど前からある古き動物園です。今回は日本から芸能人も訪れるほどのセブ島の動物園に行ってみました。 …

セブ島SMモールの映画館で映画が25ペソ(50円)でみれる件

セブシティには映画館が5か所。アヤラモール、SMモール、SMシーサイド、ロビンソンモール、Jセンターモールとけっこう多い。シネマは超巨大で何百人も収容可能です。フィリピンで上映される洋画は英語で字幕な …