フィリピンでUBER再開・罰金は約10億円

2017年8月29日、17時頃、フィリピンで1か月間の営業停止を言い渡されていたUBERがフィリピンでの営業を再開しました。これに当たりUBERはLTFRB(フィリピンの国土交通省)に約10億円の罰金を支払ったようです。

フィリピンでUBER再開・罰金は約10億円

picture by ANC24/7

UBERはLTFRB(フィリピンの国土交通省)からフィリピンで8月15日から1か月間の営業停止を言い渡されていましたが、本日8月25日の17時をもってフィリピンでの営業を再開しました。

今回の事件のあらすじ

8月15日に営業停止を言い渡されてそれをなんとでも回避しようとしたUBERはLTFRBに抗議。8月25日に営業停止の撤回を求めたそうです。するとLTFRBはUBERに対して1億9000万ペソ(約4億円)の罰金を求めます。

「1億9000万ペソ払えば営業再開していいよ!」と。UBERはこれを払いましたがLTFRBはまだ行きます。

「8月15日~25日の15日間、36,000人のUBERドライバーは職が無くなった。そのための補助金を払え!」と。

しかもその額2億9240万ペソ(約6億円)。このお金がちゃんとドライバーの銀行口座に送られたことの証明書を見せることによって営業が再開できる条件です。

この罰金の額は鬼畜ですがこのUBERの1か月の利用停止はフィリピン国内でもかなり反発があったらしくオンラインの著名でUBER利用停止に反対する声が約13万件集まったそうです。またUBERが利用停止されていた15日間、マニラの方では5%渋滞が緩和されていたとか、の噂もあります。

フィリピンではUBERドライバーの数36,367人(登録された車の台数)(2017年8月28日まで)1日にUBERを利用する人は約15万人に至るほどフィリピンではUBERが及ぼす影響はかなり大きいですね。

LTFRBが鬼畜すぎる理由・罰金の裏側

今回の事件を整理します。UBERはLTFRBに2つの罰金を払いました。LTFRBへの罰金とドライバーへの補助金です。

つ目は、UBERが利用停止に抗議した8月25日から1か月利用停止期限日、9月13日までの19日間の利用停止を撤回する罰金1億9千万ぺソです。

以前LTFRBがUBERとGRABに運転手増加を辞めさせるように言いましたが両社はこれを無視。7月11日に両社とも約500万ぺソの罰金を払っています。ですがUBERはそれでも新規運転手募集を止めずに営業をしていたことからLTFRBが8月15日に1か月間の利用停止を課しました。

そして今回その1か月営業停止を撤回するならば1億9000万ぺソの罰金を払えという事なのです。

1億9000万ペソというのは、UBERが1か月停止を課せられてからLTFRBに抗議を申請をした8月25日から9月13日(1か月利用停止の最終日)の19日間に対する罰金。LTFRBはウーバーはMAXフィリピンで1日、1000万ペソの売り上げをすることから、1000万ペソ×19日=1億9000万ペソという罰金(アンダーマネー)になります。

本来、8月15日から利用停止が始まったのに、UBERが抗議申請した25日からの19日間に罰金期間を縮めてLTFRBって優しいなと思いがちですが全然優しくありません。その理由は2つ目の罰金にあります。

2つ目は、UBERが停止された15日間の間(8月15日~8月29日)36,000人のドライバーが収入を失ったことによるドライバーに対する補助金2億9240万ペソです。

「いや、お前らが停止って言ったから36,000人のドライバーに給料あげられなかったんじゃん!」と誰もが言いたい。一応GRABが何人か利用停止されて働けないUBERドライバーを受け入れたとかありますが、「新規募集してんじゃん!とも言いたい。GRABはアンダーマネーを払っているのでしょうかね。

2億9240万ペソというのは、UBERのドライバーが15日間働けなかったことに対する補助金ですが、36,000人のドライバーがいるという事は、この罰金をドライバーの数で割ると一人当たりに与えられる補助金は8,312ペソ。

2億9240万ペソ(罰金)÷36,000(ドライバーの数)=8,312ペソ(一人当たりの補助金)

これを30日の月の計算にすると8,312ペソ×2でウーバーのドライバーは平均16,624ぺソ稼いでているという計算にありますね。この補助金の罰金から見ればUBERは月に5億9848万ペソ(約12億円)のお金を動かしていることになりますね。

この金額よりもっと多くのお金がUBERによってフィリピンで動いていると思いますが、UBERがフィリピンにもたらす経済効果はとてもつもなく大きい。

これをタクシー業態が月にUBERから5億9848万ぺソ奪われていてフィリピンにとっては痛手だと感じてLTFRBは厳しくしているのかは分かりませんが、UBERが社会にもたらす影響はかなり大きいいと今回分かりましたね。

まとめ

今回UBERは総額約10億円を払いましたがこれでUBERとLTFRBの戦いは終わるのでしょうか。UBERはおそらくドライバー全員の営業許可をちゃんと取れていないので、またまたLTFRBがケチをつけてくる可能性は大きいかと思います。

今後もUBERとLTFRBのバトルが楽しみですが、利用者からすればタクシーにを利用するより絶対UBERやGRABを利用した方がストレスが溜まらないので個人的にはUBERにフィリピンにいてほしいですね。

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