フィリピン・ミンダナオが今どんだけヤバいのか?

フィリピン・ミンダナオ島では現在過激派組織のISISと政府軍が戦闘を繰り返しており、言わば戦争状態になっています。日本でもニュースに取り上げられているかと思いますが今フィリピン・ミンダナオ島がどれだけ危険な状態にあるのか?ニュースにならない裏情報を今回お伝えします。

フィリピンってイスラム国?

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まずなぜフィリピンがISISの標的になるのか。それはフィリピンは元々はイスラム国家だったからです。スペインに統治される前は実はマレー半島などからイスラム商人たちがフィリピンの南の方のミンダナオ島からやって来て、当時宗教というものが特にまだなかったフィリピンにとっては初めて持ち込まれたのがイスラム教でした。

セブ島にもヒジャブをまとったフィリピン人女性も沢山いますし、私も学校でイスラム教の友達も沢山います。ミンダナオ島にはイスラム教徒は沢山いてイスラム教徒だけが住む村も存在するくらいです。

アブサヤフという組織の名前を聞いたことがあるでしょうか?これがフィリピンにいるイスラム過激系の最も大きな組織でミンダナオ島やマニラなどで過激な活動をしてきました。実はそのフィリピンのイスラム過激組織はアルカイダと繋がっているのです。

アルカイダとはビンラディンが作った国際テロリズム支援組織で現在活躍しているISISの源と言ってもいいと思います。なのでアブサヤフは全面的にアルカイダの支援を受けつつ政府軍と戦うことができる。なんともやっかいな相手です。

しかし、今ニュースになっているのはアブサヤフだけではなくISISがフィリピンに出現しているという事。これ自体ヤバいことなのですがなにが具体的にヤバいのかセブの大学で国際学を専攻するササセブの意見でお伝えします。

フィリピン・ミンダナオが今どんだけヤバいのか?


ISISがフィリピンミンダナオ島に出現したのは2017年5月半ばあたり。ミンダナオ島にあるMarawi(マラウィ)に現れ現在そこの地域を半分ほど支配してしまっています。話を少し変えますが現在中東のシリアらへんにもISISが現れて過激な攻防戦を行っていますが最近は何となく勢力が弱くなってきました。そんな時にフィリピンにISISが現れてしまったのです。

単純に考えると中東では勢力が衰えてきてこのままだとヤバい。でもアジアだったらイケるぞ!といった感じだけでは決してないですがアジアにシフトチェンジをしているという事も考え方によっては捉えられるかと思います。

ISISは先ほどご紹介した国際テロリズム支援組織・アルカイダに全面支援を受けて何とか頑張っているイスラム過激派組織。アルカイダはどの様にしてお金や物資を得ているかといると、サウジアラビアとカタールの国家支援によって資金を得ているという裏情報があります。

もちろん誘拐などもしていますがそんなチマチマした資金集めをしても日が暮れてしまいます。そして最大の支援物資はISISをつぶそうとしているアメリカなんです。オバマがISISを作った。トランプ大統領が言っていたことも知っている人は何人かいるかもしれませんが、アメリカがはアルカイダに支援物資をしているのです。

ISISとアメリカの関係性・LOVE戦争魂

何故?なぜアメリカはそんな過激なテロ集団に支援をするのかと言うと、アメリカのLOVE戦争魂なんです。なぜアメリカは戦争がLOVEなのか??経済の活性化のためです。戦争とはいわばビジネス。戦争があれば兵士が着る戦闘服や武器を造らなければいけません。そこに雇用が生まれ経済は活性化します。

「いや、戦争で日本の経済はめちゃめちゃになったやん!!!」アメリカはセコイ集団です。いや、ワシントンです。第一次世界大戦、第二次世界大戦が開催された場所をご存知でしょうか?アメリカでは大きな戦争が起きたことは1度もありません。アメリカは戦争を起こすことで経済を活性化させる。

それだけではありません。アメリカは経済のために戦争は好きですが、戦争は戦争。人が死にます。そこで目を付けたのが代理戦争。リビアの戦争を覚えているでしょうか?カダフィーがアメリカなどの先進国に対して石油の権利を与えず、その自分たちの資源を自分の国民に還元し(教育無料制度など)国を守ろうとしたのです。

アフリカなんて資源豊富なのにアメリカやヨーロッパの企業が進出して独占し、国の経済はメチャメチャ。カダフィーはそれを防ごうとしたのです。アメリカの企業はリビアでキつくなり次々と倒産。石油の値段も上がります。アメリカの景気は悪くなります。

リビアなんてアメリカから遠いい。でもアメリカはリビアをやっつけたい。そこで支援物資しているイスラム過激派をアメリカの代理として戦争をしてもらう。戦争は今考え方によってはビジネスなんです。もちろん、戦っている兵士。それで家族を失ってしまった方には私はビジネスなんて断言できる立場ではありませんがそいういう考えもあります。

なんで今フィリピンにISISが来ちゃった??

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アメリカは自分たちの都合が悪くなったらいつも戦争をします。アルカイダを使って代理戦争をします。フィリピンのドゥテルテ大統領はアメリカにとって少なからずいい印象はありません。アメリカのライバル、ロシアと中国と仲良くしようとし始めている相手だからです。

フィリピンは今だアメリカの植民地でアメリカの基地もありますし、アメリカのアジアの基地なんです。日本、韓国もそうです。しかし、フィリピンはロシア、中国の仲間になってしまうとアメリカは東南アジアの基地を失ってしまいます。フィリピンは中国にすごく近く、現在すごい成長している国。もしかしたら中国はもっと生威力を伸ばしてアメリカにはやっかいな状況になるかもしれません。

そこで今回ISISを刺激したのではないでしょうか?ISISはイスラム教徒。彼らの野望はもともとあったイスラムの場所を奪還すること。フィリピンもその一つです。アメリカは頭がいいんです。フィリピンのイスラム圏の場所を奪還したいイスラム組織と都合が悪くなったフィリピンをどうにかしたいアメリカの作戦です。もしかするとシリアやリビアのように悲惨な戦争になってしまうことは可能性はあります。

まとめ

今回はフィリピンとISISの関係、アメリカとISISの関係から今フィリピン・ミンダナオ島で起きている戦争がどれだけヤバいのかをまとめてみましたが、最悪の場合これは今中東で起きている状態にアジアが巻き込まれてしまう可能性があります。

原因はいつもアメリカです。トランプ大統領もテロにたいしてオープンに色々と暴露し始めましたがこれもアメリカのよく使う戦略の1つでしょう。日本のニュースでは真実がいつも報道されません。日本もアメリカが作った”ゆとり教育”というもので洗脳されてしまいました。

今20代前半の私の世代はどのくらい世界情勢の事を理解しているでしょうか?私はフィリピンで生活しているとそれを肌で感じることができますし、私のマラウィ市近くに住む友人は「この前銃撃戦があった・・・」なんてメールしてくるくらい。平和ボケが崩れる時はすぐそこにあるかもしれません。

ササセブはこれからもフィリピンから日本でニュースに流れないことを配信していきます。所詮まだ世間知らずの若者なので色々とコメントなどで情報をシェアして頂けたら幸いです。

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コメント

  1. たかし より:

    ササセブさんは若いのによく理解されていると思います。世界の紛争はほとんどアメリカが画策したもので、そのくせ常に偽善的態度を気取る醜い国です。オバマなどその典型です。
    そんなアメリカに嫌気がさした国民がトランプを選択したのだと思います。
    おっしゃるように日本は未だアメリカ占領下にあり、政治もマスコミも本当のことが言えません。
    ドゥテルテ大統領がこんなアメリカを嫌い、中国と接近しすぎるのも心配ではありますが。
    アメリカがミンダナオをリビア、シリアと同じようにカオスの状態に持ってゆくのではないかと心配しています。

    • sasacebu より:

      コメントありがとうございます! 私も現在フィリピンに住んでいるので中東で起こっているようなカオス状態まで広がらないことを祈っていいます。ただ、ミンダナオ島のマラウィではもうカオス状態と言ってもいいくらい現地の方々は怖い目に合っているようですね。人間が地球にいる限り戦争は無くなりませんが、一人でも多くの人に、少なくとも何が実際起こっているのいるのか知っていただきたいですよね。
      今後ともササセブ宜しくお願い致します!!