フィリピン人がお金がない理由知ってましたか?

フィリピンは安い。貧乏な国だ。日本人の多くの人がそういうイメージがあるかと思います。実際私の知り合いにも貧乏な友達はいますし、超大金持ちの友達も何人かいます。語学留学でフィリピンに来たことがある方は、なんでフィリピン人の先生金がないとか、よく聞くのが「家族に仕送りをしなきゃいけない」「弟・妹の学費を払わなきゃいけない」という言葉はよく耳にするかと思います。今回はその「家族に仕送りをしなきゃいけない」というキーワードほ掘り下げてお送りします。

フィリピン人が家族に仕送りをする理由

最初に結論からお話します。私が語学学校で勉強していた時、よく先生から耳にしたことば「家族に仕送りをしなきゃいけない」。なぜ、ほとんどの先生がそんな状態なのか調査してみたところ、ほとんどの親が40~50歳で定年退職するため、親に仕送りをしなければいけないのです。もちろんフィリピンには年金というものがないので(一応それっぽいのがあるらしいです)、そういった親の収入源は子供からの仕送りになってしまうのです。

次に「弟・妹の学費を払わなきゃいけない」というのも、このぷー太郎の親が働かないわけですから長女男が払わなければいけないのです。語学学校で働くほとんどの先生は大学を出て公立の小学校の先生になる前に来る人がほとんどです。(フィリピンの公立の教師になるには免許を取得し、テストを受け順番待ちで採用が決まります。たとえテストをクリアしてもこの順番待ちで1年弱待つこともザラではないようです)

ですので語学学校の先生は若い人ばかりで18歳19歳の先生もいるのが現状です。ちなみに何人かの先生は年齢を誤魔化していることもよくあります。このように長女男が大学を卒業し、就職した後は親の子育ては完全にストップし、長女男が兄妹の学費、家庭を支えていかなければならないのです。

「それじゃ、長女男が自立できないじゃないか!!」と、心配してくださった優しい読者のみなさんありがとうございます。フィリピンでは結婚しても、子供が生まれても死ぬまで家族と一緒に住むのが当たり前です。しかも、やたら従妹やはとこや親せきが固まって1つのファミリーは多いんです。

ということは、フィリピンの年金というのは若いうちから国に納めるのではなく、投資といった感じで子供に納めるのです。なので子供も育ててもらった親には逆らえないですし、基本的にフィリピンの大学生はバイトということは親が許す限りしません。

子供は勉学に専念し、親を賄うためいい企業に就職を目指すのです。やはり家族なので仕送りせざる負えないのです。最近ドゥテルテ政権になってフィリピンで本格的に年金制度を始めようとしていますがこれが上手くいくことを願います。

兄妹・親・家庭をサポートする長女男はどうなってしまうのか??

大学を卒業し就職1年目迎えた長女男は兄妹がとりあえず就職するまで家庭を支えていかなくていかないわけですから、周りの友達に遊びに誘われても遊びに行くお金は生活費の為、使えず束縛された生活を送らなければいけないのです。

もちろん毎回、遊びを断るわけではありませんが家庭がそのような環境にある長女男はちょっとかわいそうですよね。ちなみに語学学校で働いてる先生の給料は大体月10,000ペソくらい(2万円)。長女男で家庭をサポートして、しかも一人暮らしをしていると遊びに行く余裕なんてないんです。

フィリピンでは親の権限というのは偉大なもので彼女・彼氏だって親に認められないと突き合わせてもらえなかったり、彼女・彼氏を作ってもいい年齢だって設定されてある家庭は珍しくありません。子供も家族が大好きなので人暮らしをしていても毎週末里帰りするのはもう定番です。

こんな話がよく聞かれるのは田舎から先生たちがほとんどで、田舎で暮らしている家庭は今だ日本の戦前前時代くらいの常識が残っているのが分かります。フィリピンが経済成長するにはこういった保守的なフィリピン人の性質と向き合っていかなければいけないと思いますね。

ホームレスでも生きていける社会

10,000ペソの給料で家族を養っていけるのか?実はかなりキツキツですがやっていけるんです。だいたい、私自身も一食の料金なんて50~60ペソ(100円)くらいですし、交通機関はジプニー(大体7ペソ)を使えば格安で済みます。家賃だってシャワーやキッチンが共同の寮のようなとこに住めば月1000~2000ペソ(3,4000円)くらいでいけちゃうんです。

大体ローカルなフィリピン人の月収は8000ペソくらいで、実際そのくらいあれば生きていける国なんです。ジプニーの周りで行先をただ叫ぶだけで、車のバックオーライをするだけで5ペソが貰えちゃうんです。それを1日もし100回すれば一日500ペソ。それを毎日すれば15,000ペソです。たとえ贅沢な暮らしができなくともなんだかんだ生きていける社会。一生懸命働いてる人もたくさんいいますが、このようにセコセコ稼いで生きしのいでる人もいっぱいいるんです。

以前5ペソ以下で食べれる物3選という記事を書いたので見てみてください!!

こんなかわいそうな今回の記事ですがどの家庭もこのような状況ではなくセブ市内では日本のような秩序を持った家庭も普通にありますし、一般の日本人より全然いい生活もしているフィリピン人もたくさんいます。こういう家庭もフィリピンにはまだあるんだな。と思っていただけたら幸いです。

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